FileMaker ユーザ導入事例

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自分の手で作りました。
輸液治療上のさまざまな問題点を解決するシステム。

和歌山県立医科大学 様

業種:医療
ユーザ規模:2
該当部署:小児科
ご担当者様:小山 博史 様 / 医師
URLhttp://www.wakayama-med.ac.jp/

導入前のシステム状況

低出生体重児は、経口薬や経口栄養の生体利用度が低いことから、水分電解質管理や栄養管理のために輸液治療が必須です。NICU輸液療法の特徴は、多種類の微量薬液を混合し微速で注入しなければなりません。
従来、混合輸液の計算を電卓と暗算でおこない、その結果を手書きで指示することを頻繁に繰り返していました。実際には、計算、転記、読み取りに時間がかかり、またその過程で複数人が関与するため誤りが発生する可能性がありました。

NICU輸液治療上の問題点を整理すると、次の点となります。
1)輸液処方計算に時間がかかりすぎる。
2)薬剤の配合禁忌や投与量の誤りなどが点検しずらい。
3)輸液計画を処方指示する転記の際に、誤りが生じる可能性がある。
4)手書きの読み難い字、誤字、当て字による誤読が生じる可能性がある。

これらの問題点の解決にはコンピュータによる管理が望ましいのですが、1996年の時点でこのような機能を持ったコンピュータソフトが存在していなかったので、自分自身で開発する計画を立てました。

FileMaker Pro / ファミリの現在の主な利用方法

  • スタンドアロンデータベース
  • クロスプラットフォーム利用
  • ワークグループ(メディア介在)
  • ワークグループ(ネットワーキング)
  • ワークグループ(ODBC 利用)
  • ワークグループ(ODBC 利用 / 基幹 DB 連携)
  • ワークグループ(FileMaker Server 介在)
  • イントラネット(Web パブリッシング)
  • カスタマイズ(スクリプティング)
  • カスタマイズ(バインダ利用)
  • カスタマイズ(プラグイン / ルーチン関数)

導入後の主な変化

システムは、大きく3つに分割して作成しました。
1.「組成ファイル」
多数の輸液製剤の組成を予め登録しておきます。用途別に「IVH組成表」「経口投与」「脂肪乳剤」「単独投与薬」ファイルを作り、合計137種類の市販薬剤を登録します。
2.「メインプログラム」
「組成ファイル」にリレーション機能で登録したデータを参照しながら、輸液指標を計算します。
3.「輸液指示表ファイル」
患者個々の輸液指示表を作成・印刷して、経過を記録できるようにします。

このシステムを使用後、次のような成果が得られました。
・輸液治療上の計算の誤りがなくなった。
・指示表作成の時間が必要なくなった。
・輸液指示表が自動的に明瞭に印刷されるので、転記の誤りがなくなった。
・チェックスクリプトによる輸液内容の点検機能で処方ミスを予防した。
・計算、計画にかかる時間が短縮できた。

特に、輸液処方の計算時間においては、輸液製剤組成データとのリレーションを使用した計算式によって、約1/3に短縮されました。更にApple Scriptを利用し、連立方程式を用いた計算機能を追加したことで、約1/100にまで短縮され劇的な効率性を認めています。

FileMaker Pro / ファミリ利用における一番のメリット

  • 使いやすさ / インターフェース
  • 簡単にカスタマイズできる点
  • 社員教育の容易さ
  • スクリプトの柔軟性
  • ファミリ製品との組み合わせ
  • クロスプラットフォーム
  • 大容量のファイル管理
  • 拡張性の高いネットワーキング
  • Web 公開 / イントラネット対応
  • ODBC 対応
  • ランタイム対応(バインダ)
  • プラグイン開発など開発環境
  • 価格(リーズナブルであること)
  • その他

FileMaker Pro / ファミリ利用による効果

  • 既存の機材利用によるコスト低減
  • ファイル共有による情報統合
  • 操作 / 作業の効率化 / 時間削減
  • リアルタイムな意志決定の効率化
  • その他

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