FileMaker ユーザ導入事例
印刷する印刷業の幅広い業務改善に加えて、
ISOまで取得でき、二重の喜びとなりました。
日経印刷株式会社 様
業種 | :印刷・出版 |
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ユーザ規模 | :29 |
該当部署 | :制作部 制作管理課 |
ご担当者様 | :風間 章憲 様 / グループリーダ |
URL | :http://www.nik-prt.co.jp |
導入前のシステム状況
当社は、アナログ・デジタルの入稿形態を問わず、製版・出力から製本までを行う会社です。A全から四六全版機を中心に、合計46胴の自社印刷設備を背景に、モノクロ・多頁物印刷でご好評を得ております。菊全8色機やCTPも導入し、フルデジタルラインが完成しています。私の所属する制作部では、DTP部門・デジタル製版部門、営業からの制作依頼受付、工程管理や原価管理、また協力会社への発注等を行っています。ファイルメーカーProを導入しようと思ったきっかけは、協力会社の情報管理や発注書管理の業務が一貫して行われておらず、ワークグループでの情報共有が必要であると考え始めたことでした。もともとさまざまな情報管理を行っていましたが、営業部で使用している基幹システムとの連動がとれないアプリケーションを使用しており、そのため手書きの伝票を使用せねばならず、作業効率はあまり良いものではありませんでした。ファイルメーカーProは、業者に依頼しなくても開発が容易であり、またクロスプラットフォームに対応しているため、既存のコンピュータで使用できる等、ワークグループで利用したいと考えていた当社の条件を満たしていました。
FileMaker Pro / ファミリの現在の主な利用方法
- スタンドアロンデータベース
- クロスプラットフォーム利用
- ワークグループ(メディア介在)
- ワークグループ(ネットワーキング)
- ワークグループ(ODBC 利用)
- ワークグループ(ODBC 利用 / 基幹 DB 連携)
- ワークグループ(FileMaker Server 介在)
- イントラネット(Web パブリッシング)
- カスタマイズ(スクリプティング)
- カスタマイズ(バインダ利用)
- カスタマイズ(プラグイン / ルーチン関数)
導入後の主な変化
現在は、ファイルメーカーProを28ライセンス、ファイルメーカー Serverを2ライセンス保有しています。ファイルメーカー Serverを軸として、各グループのコンピュータにファイルメーカーProを導入し、制作部門で行う事務処理、伝票処理や在版管理等を共有ファイルにて行っています。当社の基幹システムとも連動し、基礎となる作業番号やクライアント情報などは、ODBCによりデータを取得して効率化を図っています。ファイルメーカーProの導入により、過去の在版情報の検索が即座にできるようになり、各現場の原価情報や協力会社への発注状況もリアルタイムに把握できるようになりました。また、当社が請け負っている事典の制作には、ファイルメーカー Developerを使用し、編集者やライター向けに、原稿執筆用のランタイムアプリケーションを作成して配布しています。当社では、この編集用エディタを受け取ると、それをファイルメーカーProのデータベースのまま入稿させることができます。こうした業務改善の試みが、期せずしてISO9001の取得へとつながり、当社としては二重の喜びとなりました。今後は、ファイルメーカーProを使用していない部署の方とも情報共有ができるように、ファイルメーカー Unlimitedによる社内Web公開を検討したいと思っています。FileMaker Pro / ファミリ利用における一番のメリット
- 使いやすさ / インターフェース
- 簡単にカスタマイズできる点
- 社員教育の容易さ
- スクリプトの柔軟性
- ファミリ製品との組み合わせ
- クロスプラットフォーム
- 大容量のファイル管理
- 拡張性の高いネットワーキング
- Web 公開 / イントラネット対応
- ODBC 対応
- ランタイム対応(バインダ)
- プラグイン開発など開発環境
- 価格(リーズナブルであること)
- その他
FileMaker Pro / ファミリ利用による効果
- 既存の機材利用によるコスト低減
- ファイル共有による情報統合
- 操作 / 作業の効率化 / 時間削減
- リアルタイムな意志決定の効率化
- その他

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