アボット・ノースウェスタン病院

アボット・ノースウェスタン病院の内科研修プログラムが、FileMakerのソリューションを活用し、臨床患者のケアに変革をもたらす

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FileMaker カスタムソリューションと FileMaker Go for iPhone を活用し、
アボット・ノースウェスタン病院が臨床患者ケアを強化

ミネアポリスにある一流病院の内科研修プログラムが、革新的な臨床超音波検査に関するトレーニングの効率と正確さを向上

概要

  • 正確な診断と質の高い患者ケアを行うためには、臨床超音波検査のトレーニングを受けている医師の進歩の状況をトラッキングすることが不可欠です。アボット・ノースウェスタン病院の IMBUS プログラムはそのプロセスを合理化し、FileMaker プラットフォームを使用して作られたカスタムソリューションで、トレーニングプロセスの正確さと効率を向上させています。

業種

  • 医療

ソリューション

  • 医師および研修医が、テクノロジーの使用における資格認定プログラムの要件を満たしているかを判別するために、FileMaker プラットフォームで作られたカスタムソリューションにより、 臨床超音波検査の結果を記録。

利点

  • 医師が可能な限り厳正な方法でトレーニング、評価、認定されることを確認; 臨床超音波検査結果をリアルタイムに記録; 患者のケアを向上させるために、一般的診療に重要な新検査ツールを導入する道を開く。
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アボット・ノースウェスタン病院の医師たちは FileMaker Go for iPhone を用いて収集したデータによって、携帯型超音波検査を強化しています。

医師が実施する集中臨床超音波検査は、最先端の病院で患者の診断と治療を効率的に進めるためのツールとして、急速に不可欠なものとなっています。しかし検査を行う資格を得るには、医師はまず正式なトレーニングを受けなければなりません。この厳正なプロセスを支援するために、ミネアポリスにあるアボット・ノースウェスタン病院の内科研修プログラムは、FileMaker プラットフォームと FileMaker Go for iPhone を活用することにしました。

アボット・ノースウェスタン病院の内科臨床超音波 (IMBUS) プログラム責任者で、内科研修プログラム責任者補佐も兼任しているデヴィッド・ティアニー医師は、次のように話しています。「携帯型超音波装置は、われわれの医療チームにとって実にすばらしい診断ツールで、患者の体内の組織、生理機能、問題点が、その場で手にとるようにわかります。医師が携帯型超音波装置の操作に熟達して、資格認定を受けるまでのプロセスを厳密にトラッキングできるよう、この病院では FileMaker プラットフォームを活用した画期的なソリューションを採用しています。そのソリューションは FileMaker デベロッパのティム・シンビュラの助けを借りて構築したものです。」

Microsoft Access と Excel スプレッドシートを利用することも考えましたが、その方法では直感的に使うことも、簡単に拡張することもできませんでした。FileMaker なら iPhone といとも簡単に統合することができ、 しかも以前に研修プログラムの健康診断データベースに FileMaker を利用したことがあったので、その時の成功をもとに IMBUS には FileMaker が最高の選択だと判断したのです。

— アボット・ノースウェスタン病院の内科研修プログラム、
IMBUS プログラム責任者、デヴィッド・ティアニー医師

患者を診断する新しい方法

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研修医は超音波検査の実施方法を学びます。その後、FileMaker Go for iPhone で IMBUS データベースにアクセスし、そこで超音波画像を詳細に調べることができます。

携帯型超音波装置は、患者の検査と問題箇所の診断に、また侵襲的治療法のガイドとして、利用される機会がますます増えています。病院ではこうした動向の最先端を行くために、医師を可能な限り厳正な方法でトレーニングし、評価し、資格認定できるよう、iPhone 向けの FileMaker および FileMaker Go ソリューションを活用しています。

超音波装置は、以前は車輪がついたATMくらい大きいものでしたが、現在では肩にかけて簡単に持ち運びできる携帯型になり、中にはシャツのポケットに入るほど小さいものもあります。そのテクノロジーは、臨床診断の正確さと効率を向上させています。また、患者が放射線にさらされる CT スキャン、X 線、その他の画像検査とは異なり、携帯型超音波装置は体に害を与えることがありません。

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IMBUS プログラムは、以前の索引カードを使ったシステムを、FileMaker Go for iPhone に置き換えました。

より効率的で正確なトレーニング

2011 年に始まった IMBUS プログラムは、各内科医師に対して単独で検査を実施できる資格を認定する前に、その医師が終了した超音波研修の回数と正確さをトラッキングしています。

開始当初、このプログラムでは 5 x 7 の索引カードのシステムを使い、医師たちがそのカードを持ち歩いていました。検査を行うたびに、医師は検査の日付と時刻だけでなく、心機能、器官の大きさ、肺の異常、その他、検査した要素に関する検査中の所見もカードに記入していました。その後、カードを手作業で集めてトラッキングしました。カードの所持を忘れて、その日の研修の情報が記録されないこともありました。

今では、医師たちは FileMaker Go for iPhone アプリを使用して、FileMaker Server ソフトウェアがホストする IMBUS トラッキングアプリケーションにアクセスするだけですみます。病院のほとんどの医師は iPhone をページャーとしても利用しているので、iPhone はいつも手元にあります。そしてわずか数回タップするだけで各検査の結果を記録することができ、その情報はアボット・ノースウェスタン病院の構内ネットワークを介して、無線で FileMaker Server に送られます。

「Microsoft AccessとExcelスプレッドシートを利用することも考えましたが、その方法では直感的に使うことも、簡単に拡張することもできませんでした。」と、ティアニー医師は語っています。「FileMakerなら iPhoneといとも簡単に統合することができ、しかも以前に研修プログラムの健康診断データベースにFileMakerを利用したことがあったので、その時の成功をもとに IMBUSにはFileMakerが最高の選択だと判断したのです。」

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医師は iPhone をわずか数回タップするだけで、携帯型超音波装置でとった画像の詳細をすばやく追加できます。

超音波研修のトラッキングをリアルタイムに

FileMaker ソリューションは IMBUS のトレーニングに変革をもたらしました。医師の iPhone からの検査結果に加えて、携帯型超音波装置からの画像も無線で同じサーバーに送信され、FileMaker データベースで相互に比較されます。FileMaker データベースは、医師が実施した各種検査の情報をすべて集めるとともに、教育のために個々の検査の所見も保管しています。

指導者は FileMaker ソリューションによって、臨床超音波検査の所見が、別個に実施される正式な画像研究と一致するかどうかを分析することができます。最も大切なことは、各種の超音波検査について、指導者が研修医の経験と正確さを評価できる点です。さらに、それぞれの医師は iPhone で FileMaker Go アプリを使い、自分の進歩の状況をトラッキングすることもできます。

ティアニー医師は次のように断言しました。「医師たちが超音波検査の実施時点でその記録を入力できるモバイルコンポーネントは、不可欠なものです。研修の成果を信頼のおける方法で即時に入力できることが、とても重要なのです。FileMaker はとても堅牢なプラットフォームで、私たちが必要とするものすべてに対応できます。しかも将来の拡張に備え、まだ十分な余裕もあります。」

最終的に、アボット・ノースウェスタン病院のIMBUSプログラムがもつ最大の価値は、患者ケアへの日常的な影響力です。携帯型超音波装置は、患者の臨床でリアルタイムに可視化を実現することによって、診断と効率的な治療に向けた強力なツールとなり、従来の健康診断の全体的な品質を向上させるすぐれた方法でもあります。

「結局のところ、手に入るツールを利用して、可能な限り最高の患者ケアを行うことがすべてです。超音波装置が医師の小さな診療カバンに入るなら、そこに入れておくべきなのです。FileMaker は、臨床超音波検査を、われわれの標準的なツールセットの一部にするのに役立っています」と、ティアニー医師は語りました。

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