ドッジシティ公立学区

ソリューションが教育経験を広げ、
管理サービスを効率化

1,200台を超えるiPadで稼働するカスタムFileMakerソリューションを利用して、
教師が生徒の学力評価
 

概要

  • 米国の初等・中等(K-12)公教育は、効率、費用対効果、説明責任を向上させるという課題に直面しています。ドッジシティ公立学区は、サーバー、デスクトップ、ラップトップ、数千台のiPadで稼働するカスタムFileMakerソリューションを利用して、その目標を達成しています。

業種

  • 初等・中等(K-12)教育

ソリューション

  • サーバー、デスクトップ、ラップトップ、iPadのいずれでも稼働し、管理と学習の両面で利用できる、カスタムFileMakerソリューション。

利点

  • 大幅な経費節減と、地域のニーズに合ったカスタマイズ。紙の使用をやめてPDFフォームに移行; 複数ソースからの情報を統合; 生徒の成績を分析して学習成果向上の対策を開始する、即時に利用できる方法を提供。

米国での現代の公教育は、いくつもの困難な課題に直面しています――将来の就職に備えて生徒を育て、生徒の学力評価の基準を満たし、厳しい予算の範囲で効率よく運営しなければなりません。ドッジシティ公立学区はカンザス州最大の学区のひとつで、6,500人の生徒、440人の教師、40人の管理職と職員が在籍しています。この学区は今、その管理プロセスを簡素化し、教師の効果を高め、幼稚園から高校までの生徒たちにより多くの魅力ある経験を提供する、新しい基準を打ち立てようとしています。その改善の中心にあるのは、1,200台を超えるiPadで稼働するFileMakerソリューションです。

現在、ドッジシティ公立学区の教師たちはFileMakerソリューションを利用して、6週間単位のカリキュラムを簡単に計画し、後に生徒の学力評価をオンラインで提出できます。また、生徒がiPadまたはデスクトップコンピュータで試験を受けている間に、教師は生徒の回答が正しいかどうかを各自のiPadでリアルタイムに追跡できます。試験が終わると、教師は直感的に使えるインターフェイスを利用し、得意な分野と不得意な分野などの複数の変数を通して結果をフィルターにかけることができます。さらに、全体の傾向や、特定のトピックで援助が必要な生徒を見極めるために、その結果をグラフやリストで表示します。

どこからでもリアルタイムで情報にアクセス

Dodge City 2
ドッジシティ公立学区の教師たちは、今ではFileMaker GoをiPad上で使用して、生徒のテストの結果をグラフやリストで表示することができます。

この学区では、プロセスを改革するためにFileMakerプラットフォーム上で稼働するカスタムソリューションを開発しました。それまで使用していた古い生徒学力評価システムはカスタマイズが難しく、開発技術者のサービスが必要で費用がかかったため、当初はその代替用としてソリューションを作成しました。結果として5年間にわたって大幅な経費節減が実現しました。現在では単一のソリューションに数多くのモジュールができ、学区内の異なる役割に応じた安全なアクセスが可能になっています。ソリューションのスタート時にはデスクトップ上で稼働していましたが、FileMakerプラットフォームを利用しているので、iPadでもスムーズに動きます。まもなく学区内の生徒用デスクトップコンピュータがすべてiPadに置き換えられる予定になっているため、これは非常に大きな利点です。

「多くの学区では、学力評価から報告までのすべてに別々の専用ソフトウェアパッケージを使っていますが、その方法にはとても費用がかかり、限界がある上に、大抵は縦割り構造のため孤立化された情報によって袋小路にはまってしまいます」と、学区の情報マネジメント担当理事レイ・ウィフ氏は話します。「私達の単一で多面的なFileMakerソリューションは、管理と学習のどちらにも役立つよう情報を統合し、著しい経費節減をもたらしました。」

私達の単一で多面的なFileMakerソリューションは、管理と学習のどちらにも役立つよう情報を統合し、5年間にわたって著しい経費節減をもたらしました。

— レイ・ウィフ氏
情報マネジメント担当理事、ドッジシティ公立学区
Dodge City 3
大幅な経費節減と、よりスマートな教育プロセスへのアプローチは、ドッジシティ公立学区の情報マネジメント担当理事、レイ・ウィフ氏の尽力によって実現しました。

より効率的で効果的な学力評価

広範囲をカバーするこのFileMakerソリューションには、教育の使命の多くの部分を自動化するモジュールが含まれています。教師ひとりひとりが学区のFileMakerソリューションを利用して、1年間で数百にのぼる学力評価とテスト結果を提出しています。学区にとっての主要評価指標であるテストの成績は、FileMakerの自動計算とスクリプトを通して、個々のテスト問題に至るまで詳細に分析されます。生徒の成績は5年間にわたって追跡され、その履歴データは生徒が学区内のどこに移動しても利用できるようになっています。

Dodge City 4
ドッジシティ公立学区は現在、FileMakerプラットフォームを利用して、多様なソースからのデータを統合しています。

統合された情報による管理効率の向上

多くのソリューションモジュールで、ウィフ氏は幅広いソースからのデータを統合しています。たとえば、州全体のデータベースからスプレッドシートベースの学力評価点とレポートをアップロードして、生徒の成績の指標として用います。また学区の生徒管理システムであるSkywardから、生徒および人事の情報を取り込んでいます。標準カリキュラムはCDからインポートし、PDF形式に変換してからFileMakerに保管しているため、教師は書類でいっぱいの分厚いバインダーを持ち歩く必要がありません。FileMakerソリューションにはGoogle Appsが組み込まれ、教師はFileMakerのWebポータルからGoogleフォームで入手できる、教育指導や授業計画サンプルなどのリソースに簡単にアクセスできます。

学区の職員はソリューションを利用して、管理用フォームから専門的な開発アプリケーションまで、さらに生徒の成績と標準テストに関する配布や得点まで、多様な継続的情報を生成して保管しています。また、出張・休暇の申請や人事の要求など、いくつもの処理に電子フォームを利用することで、紙の利用を減らすだけでなく、正確さを高め、タイムリーで確実な電子的配布を実現しています。教師の成果報告、予算、給与、管理者評価、教師のスケジュール作成にも、FileMakerソリューションを利用しています。

職員は、保護者向けの生徒報告書をいつでも作成でき、PDFに出力して印刷した上で保護者に郵送することができます。このような強力で使いやすいシステムの明白な利点として、学区全域にわたる説明責任およびコンプライアンスの向上があげられます。たとえば、ある教科の生徒の受講時間数を監査役が知りたければ、1個のキーを押すだけで、または画面をスワイプするだけで、FileMakerシステムが即時に正確な情報を提供します。このようなデータ統合の総合的アプローチにより、学区がより効率的かつ効果的に課題を達成しながら、iPadを利用した生徒と教師の取り組みを強化しています。

Dodge City 4
使いやすいシステムによって、学区全域にわたる説明責任とコンプライアンスも向上しました。

高度でありながらシンプルなソリューション

このソリューションは、FileMakerの使いやすいデスクトップ・データベース・ソフトウェア、FileMaker Proを使用して作成されました。またFileMaker Serverソフトウェアが、ワークグループで共有されるFileMakerソリューションを安全にホストしています。ユーザーはFileMaker Goアプリを使用して、iPadとiPhone上でソリューションを実行できます。デスクトップのユーザーは、FileMaker Proクライアント・ソフトウェアまたはWebブラウザのどちらからでもソリューションにアクセスできます。

ウィフ氏は新しいニーズが生まれるごとに、今でもソリューションの拡大とカスタマイズを続けており、FileMakerを使えば開発技術者以外のユーザーも簡単にカスタムソリューションを作成し、継続的に保守と調整を行えることを実証しています。「FileMakerには、プログラミングの学位がなくてもできるすばらしいことが、たくさんあります。 FileMakerで最もすぐれているのは、私達自身がみんなのニーズを聞いて独自のソリューションを作り上げ、それをFileMakerとFileMaker Go for iPadで簡単に使えるようにできる点です」と、ウィフ氏は語りました。

ファイルメーカー社へのお問い合わせはこちら

FileMaker カスタマ・ストーリー

活用事例を見る