E2 コンサルティング・エンジニア

E2社は、Mac、Windows、iPad向けカスタムFileMakerソリューションを用いて、EPAスーパーファンドによる汚染除去の進行状況を追跡および報告しています。

スーパーファンドの汚染除去専門家がカスタムFileMakerソリューションとiPadを活用して水銀汚染を除去

広範な詳細情報を収集しながら、報告書の作成を簡略化してスピードアップし、プロジェクトの効果を指導・強化

概要

  • EPAスーパーファンドサイトの湖底にある水銀汚染を浄化する作業は、きめ細かい監督が必要となる複雑なプロセスです。E2 コンサルティング・エンジニア社は、Mac、Windows、iPad向けカスタムFileMakerソリューションを用いることによってプロジェクトの詳細の追跡と報告書の簡略化を実現し、時間を節約すると同時に浄化の効率を向上させています。

業種

  • 環境修復

ソリューション

  • Mac、Windows、iPad向けのホストされたカスタムFileMakerソリューションを使用して、毎日のプロジェクト記録および写真を保存するとともに、変更命令の追跡、健康・安全報告書の発行、下請け業者へのファイル提出、品質管理日報の提出、EPA当局への情報伝達も実施。

利点

  • 報告に必要な時間を8時間から2時間に短縮; 汚染浄化を促進する見識を得るためのデータマイニングが可能; セキュリティを確保するために複数のアクセス特権をサポート; Webアクセスを可能にして現場訪問の時間とコストを削減。
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E2社のプログラム責任者は、今ではFileMakerのオブジェクトフィールドを利用して大気と地下水の写真を記録することができます。

1873年から1905年までの間、カリフォルニア州のクリア湖に隣接したサルファー・バンク水銀鉱山(SBMM)は、州最大の水銀生産地でした。現在、クリア湖は水銀汚染によってEPAスーパーファンド(米国環境保護庁の有害廃棄物がある土地を浄化するプログラム)サイトに指定されています。E2 コンサルティング・エンジニア社が率いる汚染除去の取り組みが、順調に進んでいるのは朗報です。

そのプロセスは、8つの異なる監督機関、7つの下請け業者、20人の現場担当エンジニア、科学者、工事スタッフが関わる大規模な事業です。毎日の進行状況の記録と報告が義務づけられており、これまでは煩わしい手作業でこなしてきました。しかしMac、Windows、iPad向けカスタムFileMakerソリューションによって、状況は一変しました。E2社が著作権をもつそのFileMakerソリューションは、FileMakerプラットフォームを使用してクラウドでホストされ、Mac、iPad、Webブラウザからアクセスすることができます。

SBMMスーパーファンドサイトを担当するE2社のプログラム責任者、ジョン・ルセロ氏は、次のように話しています。「これまで手書きで用紙に記入する作業に1日8時間かかっていましたが、iPadを使って現場でデータを入力すれば、たった2時間で終わります。FileMaker Goアプリのおかげで、FileMakerソリューションを信じられないほど簡単にiPadで使えるようになりました。オフサイトのFileMaker Serverホストと一瞬でシームレスに統合できるので、たくさんの人たちが同時にデータにアクセスして、以前は不可能だったいろいろなことをできるようになっています。」

ルセロ氏とそのチームは現在、報告書を作成するだけでなく、FileMakerのオブジェクトフィールドを利用して大気と地下水の写真を記録し、プロジェクトを視覚的に文書化することができます。またこのカスタムFileMakerソリューションを使用して、変更命令の追跡、健康・安全報告書の発行、下請け業者へのファイル提出、米国陸軍工兵隊の規定に従った契約担当将校への品質管理日報の提出、EPA当局への情報伝達も行っています。

「FileMakerソリューションでは、これまでよりはるかに多くの情報を把握して、とても簡単に報告することができます」と、ルセロ氏は語ります。

FileMaker Goアプリのおかげで、FileMakerソリューションを信じられないほど簡単にiPadで使えるようになりました。FileMaker Serverホストと一瞬でシームレスに統合できるので、たくさんの人たちが同時にデータにアクセスして、以前は不可能だったいろいろなことをできるようになっています。

— E2 コンサルティング・エンジニア社
SBMMスーパーファンドサイトのプログラム責任者、
ジョン・ルセロ氏
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The Support Group社は、わずか4週間でカスタムFileMakerソリューションを作成しました。

4週間でカスタムソリューションのセキュリティを確保

ルセロ氏にはこれまで、FileMakerを用いて提案の作成とプロジェクトの予測を行ってきた経験がありますが、SBMMスーパーファンドサイトではもっと多くのことをしたいと考えました。そこでまず自分でプロトタイプを作成してから、FileMaker Business Alliance(FBA)のPlatinumメンバーであるThe Support Group社に、その仕上げを依頼しました。

するとわずか4週間後には、The Support Group社がカスタムFileMakerソリューションを完成させ、E2社は自動的に写真をインポートし、アクセス権限を設定し、報告書の作成を簡略化できるようになりました。

ルセロ氏は次のように語りました。「The Support Group社は、ソリューションのセキュリティをしっかり確保してくれました。それぞれアクセスする5つか6つの層に、適切に調整されたアクセス権限をセットアップすることができました。これによって異なる監督機関が、毎日の記録や写真など、それぞれに必要な情報だけを見られるようになりました。監督機関はWebからログインできるので、現場訪問の時間と費用も節減することができます。」

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「FileMakerは、リアルタイムで進行状況を追跡してデータマイニングを実行するのに役立っており、私たちは最も効果的に問題を解決できるような見識を得ることができます。」

拡張が容易なソリューション

除去作業の進行に従って、E2社は素早くテーブルとレイアウトを追加し、当初の計画より多くのデータをフィールドに入力することができました。ルセロ氏は次のように付け加えました。「さらに多くのデータ収集まで自動化できることがわかったので、すぐに大急ぎでモジュールを追加して、できる限り多くのデータをFileMakerモバイルソリューションで管理できるようにしました。その結果、現場スタッフが調査データと水質データを入力するとき、私たちも文字通り同じページを見て仕事ができるようになり、現場スタッフとのコミュニケーションがさらに容易になりました。」

The Support Group社の西海岸担当責任者、エリック・カルヴァー氏は、「まるで既製品のようなエレガントなテンプレートを備えたFileMakerの最新のデザインツールは、ほんとうにすばらしいもので、時間と費用の大幅な削減に役立ちます。これらのツールを使用して、美しくて非常に使いやすいルック&フィールを実現できました。またiOSに迅速に展開できたのも、とてもよかったと思います」と述べています。

ルセロ氏は最後に、こう締めくくりました。「私たちは、周辺地域の自然生態系、魚類、人々に脅威を及ぼす汚染地下水について、最もすぐれた改善対策を追究するとともに、湖底堆積物が受けた被害も軽減するよう力を尽くしています。FileMakerは、リアルタイムで進行状況を追跡してデータマイニングを実行するのに役立っており、私たちは最も効果的に問題を解決できるような見識を得ることができます。私たちはそうしながら、どんどん賢くなっています。」

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