Hughes Associates, Inc.

エンジニアリング&コンサルティング企業であるHughes Associates, Inc.は、iOS向けFileMakerカスタムソリューションを使って工場の安全性を向上させました

iPad向けに自動化されたソリューションが、火災と安全上の欠陥報告書作成を最大50%加速
 

概要

  • iOS向けのカスタムFileMakerソリューションを使用して、エンジニアリング&コンサルティング企業Hughes Associatesはわずか6カ月のうちにバングラデシュにある1,100もの縫製工場で現場点検を実施し、作業者を危険に直面させる火災と安全上の欠陥を明らかにしました。

業界

  • エンジニアリング&コンサルティング

ソリューション

  • iOS向けのカスタムFileMakerソリューションが、建物安全および防火のデータを写真も含めて収集し、中央データベースと自動的に同期させて、合意執行機関向けの報告書作成を合理化しました。

利点

  • 検査報告書作成の所要時間を30%から50%短縮し、建物の安全と火災に関わる欠陥に対する認識を迅速に高め、リスク軽減と工場の安全性向上のために早期是正を可能にする。

バングラデシュにある約1,100の工場で火災および建物安全上の欠陥を評価するという課題に向け、エンジニアリング&コンサルティング企業であるHughes Associates, Inc.では、クライアントのために検査と報告書作成のプロセスを合理化する方法が必要になりました。ソリューション: iPadを使用して検査官が現場で情報を収集し、報告書作成のために中央データベースに同期させることができる、カスタムFileMakerソリューション。FileMakerソリューションがわずか3週間で構築され、報告書作成の所要時間を最大50%短縮しました。しかし最も重要なのは、これによって職場の欠陥を迅速に分析し、工場の安全性を向上させることができたことです。

手書きのメモを作成している時間はない

紙の報告書をなくし、共同作業を可能にすることが、縫製工場の検査において最優先事項でした。

世界中の何百ものアパレル企業が、衣料品の生産にバングラデシュの工場を利用しています。そこで作業者の安全を向上させるために、150社を超えるアパレル企業によって「バングラデシュ火災・建物安全合意」が締結されました。この合意の主な要件は、1,100にのぼる工場で独立した安全点検を実施することにありました。

防火と人命の安全、リスクおよびハザード分析、規格適合評価のリーディングカンパニーであるHughesは、その工場点検を実施する契約を落札しました。目標は、最大の火災および安全上の欠陥をできるだけ迅速に識別し、是正できるようにすることでした。ただし大きな問題は、Hughesがこのプロジェクトをわずか6カ月以内で完了させなければならないことでした。

これまで、Hughesは現場で手書きのメモを作成して写真を撮影し、それらをあとから電子文書に入力していました。Hughesの規格基準担当役員ブライアン・ローズ氏は、次のように述べています。「私たちには、単純に考えて、旧式のやり方で報告書を作成している時間がありませんでした。さらに、20人の異なる検査官からの大量の報告書を確認するのは、品質管理にとって悪夢のような作業になるでしょう。これだけの量の仕事をそれほど短期間で処理するには、はるかに高い効率性と一貫性が必要でした。」

私たちのFileMakerソリューションがなければ、この重要なプロジェクトを時間通りに予算内で完了できたとは、とうてい思えません。

— Hughes Associates, Inc. 企画担当役員、
ブライアン・ローズ(Brian Rhodes)
FileMaker Go for iPadにより、検査官は潜在的な問題を写真とともに記録できます。

データ収集および報告書作成用の統合ソリューション

ローズ氏は数多くのパッケージ化されたソリューションを調べましたが、それらが提供している機能よりさらに豊かな柔軟性が必要でした。そして最後に、FileMakerを見つけました。

HughesはFileMaker開発パートナーのAnvil Dataworksと協力して、FileMaker Pro 13、FileMaker Server 13、およびFileMaker Go for iPadを使用するカスタムソリューションを開発しました。その結果、Hughesの検査官は、写真を含むデータを収集してそのデータを世界中のオフィスに転送したうえで報告書を作成するという作業を、すべて1つのモバイルツールで行えるようになりました。

ローズ氏は次のように述べています。「短期間での開発が鍵でした。最初のソリューションは3週間以内に完成しました。プロジェクト全体を通してAnvilから継続的にコンサルティングサポートを受け、バグを修正していきました。」

現在ではiPadを使用する検査官が、標準化された共通の問題のためのテンプレートを瞬時に表示してから、それぞれに固有の推奨事項を、現場で取り込んだ写真を添えて追加することができます。さらにオフィスでの品質検査でデータの正確さを確認した後、バングラデシュにある中央FileMaker ServerにそのiPadを同期させ、そこでクライアント向けの報告書を作成します。

「Word文書の手作業に比べて、報告書作成時間を30%から50%も短縮できました」と、ローズ氏は語り、さらに次のように付け加えました。

「私たちのFileMakerソリューションがなければ、この重要なプロジェクトを時間通りに予算内で完了できたとは、とうてい思えません。私たちの仕事は人々を災害から救うのに役立つので、これはとてもやりがいのある経験です。エンジニアリングの取り組みがこのように明確な使命と成果をもつことは、めったにありません。」

検査終了後、合意を元に、作業者を保護するための行動計画を工場所有者に提示することができます。

時間の節約によって工場をより安全に保つ

合意によって定められた厳しい要件を満たすために、Hughesにとっては時間の節約が必須でした。しかし最大の効果は、建物安全および防火上の欠陥に対する工場所有者の認識が向上したことにあります。Hughesの重要な仕事により、この合意が、詳細な点検報告書を使用して工場所有者に是正措置計画を指導し、作業者の保護を向上させることに役立ちます。

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