Leon M. Goldstein High School for the Sciences

「FileMaker Go は、すぐに使える最新の生徒情報を教室にもたらしてくれました。」

ニューヨーク市の学校が、FileMaker Go for iPad をベースにした教室内生徒情報システムの活用で大きな成果

レオン・M・ゴールドスタイン科学高校(www.lmghs.org)は、卒業率 98% を達成し、収益も確保

概要

  • ブルックリンにある成績優秀な科学学校;ニューヨーク市の他の学校が生徒情報システムの委託プロバイダーとして利用

業種

  • 中等教育学校、モバイル対応生徒情報システムのプロバイダー

ソリューション

  • 複数のソースからのデータを単一の画面に統合する総合的生徒情報システムの開発;FileMaker Go を利用して数日で iPad に拡張

利点

  • 学校内の各生徒の長所と短所を確認できるため、プログレスレポートの評価が B から A に上昇;生徒の成果の向上;学校に 25 万ドルの利益
生徒の理解度がすぐわかるので、教師は生徒の集中を切らさない授業を展開。

ブルックリンにあるレオン・M・ゴールドスタイン科学高校(LMGHS)の教師が、生徒のこと - 学習スタイル、素行、成績 - を詳しく知る必要があるとき、教室を出てから分厚い書類をめくったり、扱いにくいメインフレームからデータを探し出したりすることはありません。50 人の教師全員が、APO Office(Assistant Principal of Organization Office)を実行する iPad を利用しています。APO Office は、iPad および iPhone 向けビジネスデータベースアプリのベストセラー、FileMaker Go をベースにした、生徒情報システムです。

教師たちは、APO Office とは何かと尋ねられると、1,000 人の生徒がいる学校で 98% という見事な卒業率を達成できた原動力だと答えます。教師は教室にいながらにして、生徒のテストの点数のような実際のデータだけでなく、個々の生徒の長所などの所見も見ることができます。また、生徒たちが代数式などの主題を理解しているかどうかもわかるので、生徒の現在の理解度に合わせ、すぐに復習するべきか次のレベルに進むかを判断することができます。

詳しい情報をその場で活かして、宿題のために生徒をグループ分けしたり、視覚学習につながるイラストレーションを用いたり、ためになる逸話を熱心に話を聞く生徒に紹介したりすることもできます。また、もし 1 人の生徒がまだ宿題を終えていない場合、教師たちがこの情報を共有して、より適した指導方法を話し合ったり、チームとして取り組んだりすることもできます。

「FileMaker Go を使うと、学習者 1 人 1 人のことがよくわかります。教師たちはリアルタイムで情報を共有できるので、より多くの情報に基づいて指導方法を決定し、生徒 1 人ずつに異なる学習の必要性をサポートすることができます」と、LMGHS の教頭、Michael Weinstein 氏は話しています。

FileMaker Go は、
すぐに使える最新の生徒情報を教室にもたらしてくれました。

— Michael Weinstein 氏、
レオン・M・ゴールドスタイン科学高校、教頭
校長の Joseph Zaza 氏と教頭の Michael Weinstein 氏。

さようなら、学習曲線

LMGHS は独自に APO Office を作成し、5 年前から利用を開始しました。校長の Joseph Zaza 氏も Weinstein 氏とよく話し合い、教師たちが生徒情報をよりよく利用できる方法について、活発に意見を交換しました。新しい生徒情報プロジェクトの責任者に任命された Weinstein 氏は、当時を振り返ってこう話します。「正直なところ、慌てましたね。データベース開発をきちんと学んだこともなければ、数学や統計の専門家でもありませんから。」

徹底的に調べた結果、情報を集める、広める、伝えるという役割を果たすとともに、将来的に iOS デバイスに拡張していくためには、FileMaker Pro および FileMaker Server ソフトウェアを利用するのが最高の方法だという結論に達しました。Weinstein 氏は、このソフトウェアなら高度なシステムも直感的に開発できると考えました。

APO Office は、ニューヨーク市教育庁のメインフレームにある情報だけでなく、数十にのぼる管理、評価、および教育用情報システムからの情報も統合して、そのすべてを 1 つの簡単なインターフェースで表示します。生徒の進捗状況を照会したいとき、報告用のグラフを作成したいとき、管理職や事務職員にも教師にも必要なツールと情報がそこに用意されています。生徒情報はユーザーの役割に合わせて提供され、セキュリティはパスワード保護によって確保されています。

FileMaker Go for iPad でこれらの教師とその生徒は教育学の最先端を走る。

教育起業家

APO Office の初期の成果を見たニューヨーク市の教育課は、ゴールドスタイン高校を正式な内部サービスプロバイダーに指定し、開発を奨励するとともに市内のほかの学校への販売を促しました。そこでゴールドスタイン高校は、収益性のある公営企業として LMG Data Group を設立し、他の学校にも APO Office およびその他のカスタマイズされた生徒情報システムを提供することにしました。

販売による利益はすべて、LMGHS の財源として利用されます。25 万ドルの新しい財源を得て、LMGHS は iPad、コンピュータ、書籍、その他の教育資源を購入し、学校の指導環境と学習環境はさらに豊かになっています。

FileMaker Go をベースにしたシステムのおかげで、LMGHS の卒業率は 98%。

数日で iOS に

APO Office は当初デスクトップ用として作られ、職員室や校長室のような場所に置かれた数台のコンピュータからのみ利用することができました。しかし iPad のようにスマートで比較的安価なモバイルデバイスが登場したことで、学校には FileMaker ソリューションのモバイル機能が役立つことが明らかになりました。多くの学校にはデスクトップコンピュータを設置する資金や場所がありません。また教えるという立場から見ても、ニューヨーク市のすべての教室にいる教師が、その場で生徒の成果を向上させるために利用できるよう、生徒情報をすぐ活用できるようにすることが目標でした。

Weinstein 氏によれば、モバイル機能の追加は、FileMaker ではすべてがそうでしたが、簡単に終わりました。「FileMaker を選んだおかげで、数日のうちに iPad で情報を共有できるようになりました。FileMaker Pro や FileMaker Server のデータベースがあれば、iOS デバイスに情報を拡張するのは大した開発プロジェクトではありません。いくつか簡単な調整を加えるだけです。」

どの学校でも FileMaker Go for iPhone および iPad を利用して、FileMaker Server 上でホストされているデータベースに接続し、ほとんどの最新情報に瞬時にアクセスすることができます。外出先で変更したデータにも、教育チーム全員がすぐアクセスできるようになります。教師も、管理職や事務職員も、ローカル無線ネットワークを利用して、または Wi-Fi や 3G によるインターネット接続を通して、FileMaker Server に接続することができます。

FileMaker Go で LMGHS の教師は「A」の成績を獲得。

オール「A」

その後、数千人規模の数百ものニューヨーク市の学校が、APO Office またはカスタマイズされたシステムを採用するようになりました。そして現在では FileMaker Go を利用して、ほとんどが iPad のようなモバイルデバイス上で生徒情報を共有しています。学校によってはデスクトップコンピュータをまったく使用せず、FileMaker Server と iPad 上で実行される FileMaker Go だけを使って、予算と場所の制約を克服している場合もあります。

それからゴールドスタイン高校はどうなったしょうか? ニューヨーク市教育庁のプログレスレポート格付けは、生徒の成績と他校との比較に基づいて決まるものですが、ゴールドスタイン高校はこれが「B」から「A」の最高ランクに格上げされました。Weinstein 氏は次のように語っています。「FileMaker Go は、すぐに使える最新の生徒情報を教室にもたらしてくれました。生徒に少しでもよい成果を上げさせるという使命を果たす教師のサポートに、見違えるような効果をあげています。」

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