シーブリーズファーム

農場、レストラン、チーズ製造販売を営む企業が、FileMaker プラットフォームで多角経営を管理するカスタム iPad アプリを作成

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FileMaker プラットフォームと iPad アプリによって、オーガニックな牧場で持続可能なソリューションが実現

盛況なグリーンビジネスがカスタム iOS アプリを採用し、労力を削減しより多くの成果を得ると同時にペーパーレスへ移行

概要

  • 放牧を基本とするオーガニックファームの経営をさらに効率化することを目標に、ジョージ・ペイジ氏は FileMaker プラットフォームでいくつかのカスタム iPad アプリを作成。

業種

  • 畜産業(オーガニックファーム)

ソリューション

  • FileMaker Go を利用し、ワイナリー、食肉店、レストラン、デリカテッセン、チーズという多様な小規模事業の全体で生産と販売を管理。

メリット

  • 社員の生産性の向上、手作業によるデータ入力と紙の使用量の削減、関連する各種小規模事業に対する総合的視野の確立、生産と販売の効率の向上。
レストランとデリカテッセンのメニュー作成および在庫・販売追跡は、FileMaker Go を使用する数多くの作業の中でも重要な二本の柱です。

バション島の海岸沿いからピュージェット湾を見渡すシーブリーズファームは、放牧を基本とする農場で、ワールドクラスのワイナリー、レストラン、デリカテッセン、食肉店、チーズショップで広くその名を知られています。シーブリーズファームはシアトルからフェリーで 15 分の好立地にあり、「グリーンイズグッド(Green is Good)」をモットーとして、長持ちしやすく、伝統的な自然食品の生産プロセスを誇りながら、あらゆる人のための地球にやさしい製品を作り続けています。

農場経営の大部分に伝統的なアプローチを採用している シーブリーズですが、FileMaker から最新のテクノロジーを取り入れ、この小規模な地元企業を大規模な農場と同じくらい効果的に経営できるようにしました。シーブリーズファームのオーナー、ジョージ・ペイジ氏は、FileMaker プラットフォームを利用することによって、農場全体の効率と利益をともに向上させられるものと期待しています。

ペイジ氏とそのチームは FileMaker Pro を FileMaker Go for iPad とともに利用し、シーブリーズファームの多数の異なる事業をつなぐ、完全統合型ビジネスシステムの完成を目指しています。このシステムでは、各事業分野間の繊細な関係を総合的に評価できるだけでなく、持続的なビジネスの可能性を、さらに高めることができます。目標に向けた第一歩は、紙を利用する記録管理からの脱却でした。「FileMaker Pro 12 と、iOS デバイス上でのその使いやすさのおかげで、小規模ビジネス向けの総合 ERP システムを作る時間も労力も予想よりずっと少なくてすみました」と、ペイジ氏は話しています。

FileMaker Pro 12 のおかげで、FileMaker Go 12 を用いる iPad 向けカスタムビジネスアプリを簡単に作成できます。今使用しているシステムは見た目が美しい上に高機能なので、社員たちはすすんで使いたがります。

— ジョージ・ペイジ氏
シーブリーズファームオーナー
シーブリーズファームのチーズと樽詰ワインの熟成プロセスをバインダーでメモする代わりに、ジョージ・ペイジ氏は FileMaker Go for iPad で、この重要なデータを細かく記録しています。

数多くの事業を統合

酪農事業では、ペイジ氏とスタッフは FileMaker Go for iPad を使用して農場の牛の生産レベルを把握しています。ペイジ氏は FileMaker Pro と FileMaker Server をベースにしたいくつかのカスタムビジネスアプリを作成し、FileMaker Go 12 を通して社員たちの iPad で利用できるようにしました。App Store から無料でダウンロードできる FileMaker Go 12 は、FileMaker Pro と FileMaker Server 上のデータベースに安全に接続できます。日常業務で島の内外を忙しく移動する社員たちが iPad に情報を入力すると、それらの情報は FileMaker Serer のバックエンドで瞬時に同期され、更新されます。

チーズ生産の事業では、1 回のチーズ作りに使用したミルクの種類を記録し、その回の熟成期間を確認します。ワイン貯蔵庫ではバインダーの代わりに FileMaker Go 12 for iPad を使用して、各ロットのワインのアルコール度数、pH 値、亜硫酸塩の添加、履歴データを入力し、これまで紙に書いていたメモを「すべてが同じページに入っている」データベースへの入力に変更しました。社員は、それぞれの樽のオリ引きの時期、樽詰の時期、ブレンドしたブドウの種類を記録することができます。

食肉店では、お客様の要望に応じてカットする肉の注文と配達を記録しています。希望に合わせて肉をカットするサービスはシーブリーズファームの名物です。お客様の注文は 4 ポンドの薄切りリブロースなのか、ラム脚スネ肉なのか? 引き取りの場所と時間は? ペイジ氏と社員たちは FileMaker Go for iPad を使用して整理された詳細な情報を把握しています。こうした詳細は、以前は中央の FileMaker データベースから読み取る方式になっていたため、移動中の社員は重要な詳細事項を知りたくても利用できませんでした。

iPad のフォームファクタと平らな画面は窮屈な食肉店では特に大切で、タッチスクリーンは脂のついた指先で触れても大丈夫なものでなければなりません。ペイジ氏は次のように語りました。「私たちは業務の上でも規制準拠のためにも生産の記録を残す必要があり、温度、冷凍した時期、原材料、レシピ、重量を常に記録しています。そうした作業を狭い場所で、キーボードの隙間に食品が入ってしまうようなリスクなしに清潔に保てるシステムで、行う必要があるのです。」

FileMaker Pro で作成し、FileMaker Go for iPad で利用できるカスタム POS アプリは、シーブリーズファームの人気のレストランでよく売れている料理を追跡するのに役立っています。

iPad のペーパーレスなトランザクション

シーブリーズファームのレストランでは、FileMaker Pro で作成したカスタム POS アプリを活用してどの料理がよく売れているかを追跡し、その記録をもとにシェフが日替わりの特別メニューを作って、FileMaker Pro で更新しています。

シーブリーズの社員がファーマーズマーケットで食品を販売するときにも、同じ iPad の POS システムを利用します。ミルク、チーズ、さまざまにカットした肉など、売れた食品を販売チームがその場で入力すると、該当する品目が即時にマスター記録の在庫数から差し引かれます。

シーブリーズの牧場では、FileMaker Go for iPad を利用して 1 頭 1 頭の牛の生産活動と履歴をこまかく追跡し、更新しています。

全体を見渡す経営哲学

ペイジ氏の FileMaker Go 12 ビジネスソリューションは、家畜まで追跡しています。社員は動物たちの血液サンプル、ワクチン記録、体重の変化を記録します。これらの重要な統計情報を分析することによって、動物が消費したエサのコストを、それぞれの動物がミルクやチーズの形で、また食肉として解体されたあとはリブやロース、あるいはローストの形で生み出す価値と、結びつけることができます。

ペイジ氏は、FileMaker Go 12 for iPad によって紙の使用量が減り、社員の生産性が向上していると考えています。また、FileMaker プラットフォームに備わったグラフなどのビジュアルな機能によって、経営に対する洞察力を得るのも簡単になりました。FileMaker Pro 12 を利用しているペイジ氏は、自分のビジネスに合わせて特別に調整した、エレガントなソリューションを作成できるツールを手にしたことになります。その結果、以前のように別々のグラフィックパッケージにデータを出し入れする必要がなくなり、そのための時間を節約することができました。

「FileMaker Pro 12 のおかげで、iPad 向けカスタムビジネスアプリを簡単に作成できます。今使用しているシステムは見た目が美しいうえに高機能なので、社員たちはすすんで使いたがります」と、ペイジ氏は話しました。

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