インタビュー

デジタルトランスフォーメーションの社会で、イノベーションを起こせる人になるために。

FileMaker カンファレンス 2019 登壇のため来日した Claris International Inc. CEO 兼 クラリス・ジャパン株式会社 社長の Brad Freitag

Brad Freitag(ブラッド フライターグ)

「デジタルトランスフォーメーションを牽引するのは、ミレニアル世代」と語る Brad Freitag

既存の価値観や枠組みを根底から覆すような革新的なイノベーション; DX (デジタルトランスフォーメーション)が加速し続けている。ビジネスのあり方が大きく変わり始め、予測ができない時代となった。めまぐるしく変化するビジネス環境で活躍できる人材とは、どのような人なのだろうか。 FileMaker を提供しているクラリス・ジャパン株式会社 社長の Brad Freitag 氏に話を聞いた。

ミレニアル世代がリーダーとなり、デジタルトランスフォーメーションを確立する時代。

過去20年間を振り返ると、 IT 技術のイノベーションは一般消費者向けに重きをおいていました。しかし、これからはビジネスに重きをおいたイノベーションが進化していきます。このような時代の変化に対応するためには、データベースとデジタルを駆使し、顧客や社会のニーズに合わせたサービスや製品を生み出すことで、ビジネスプロセス自体を変革する”デジタルトランスフォーメーション”を確立していくことが求められます。これまでのビジネスモデルや経験が、そのままでは通用しない社会となってきました。

そんな社会の中で課題にいち早く気がつき、解決策としてデジタル技術を取り入れることが重要になります。そこでキーパーソンとなるのがミレニアル世代と考えています。彼らは子供の頃から IT に触れ、学びながら育ってきたため、デジタル技術が身近にある生活が当たり前でした。だからこそ、ビジネスにおいても業務の中にデジタル技術を取り入れることに違和感を感じません。たとえば、稟議の承認フローがメールのやりとりだったり、紙での情報共有が当たり前のように繰り広げられたりすることに、非効率性を感じています。そのような状況の組織に対して彼らが課題に気づき、声を上げて行動に移せる環境があれば、デジタルトランスフォーメーションを確立させイノベーションを起こすことができるのではないでしょうか。

IT とビジネスの専門性、その両輪を持ち合わせた人が、イノベーションを起こす。

今の社会で求められているのは、問題解決者だと考えています。私が定義する問題解決者とは、 IT の技術的要素を持ちながら、ビジネスの知識も持ち合わせている人です。 IT 技術に詳しく、開発スキルがあるだけではイノベーションは起こせません。それは、先述のように技術のイノベーションが一般消費者からビジネス向けに進化しているからです。顧客のビジネスプロセス、仕組みの理解や専門性を活かすことで、市場が求めている問題を解決するデジタルトランスフォーメーションが開発されるのです。 しかしながら現在、その開発者の数が非常に少ないとも言われています。このような状況だからこそこれまでのようにデベロッパだけが開発できるのではなく、どんな職種でもある程度の情報テクノロジーを理解し、デジタルトランスフォーメーションによる業務改善のプロジェクトに参加できるようになる必要があります。そのためにまず、日常業務の課題は何か目を向けてみてください。そして、課題を認識し解決するために周りとコミュニケーションをとり、スモールスタートでよいのでプロジェクトを始動してみてください。行動することから全てははじまります。これからは、営業職の人も事務職の人も IT 技術を活用しイノベーションを起こしていく時代です。まずは、できることから一歩踏み出してみてください。



*写真のみを記事告知目的以外で転用することはご遠慮ください。

お問い合わせ先

クラリスカスタマサポート

TEL: 0120 - 983 - 850
受付時間 9:00 - 12:00、13:00 - 17:30 (祝日を除く月曜日から金曜日)

www.filemaker.com/jp/cs