FileMaker ユーザ導入事例
印刷する英語科の授業にWeb公開機能を活用し、
パソコンを使った全員参加型の授業を実現。
桐蔭学園中学校 様
業種 | :教育・研究機関 |
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ユーザ規模 | :2 |
該当部署 | :英語科 |
ご担当者様 | :渡辺 剛志 様 / 英語科教諭 |
URL | :http://web.infoweb.ne.jp/TOIN-GAKUEN/ |
導入前のシステム状況
当学園では、約2年前からパソコンを使った授業展開をしており、英語科では昨年から英作文の授業に活用しています。黒板を使った教室の授業ですと、各設問に対し板書や、口頭で解答できる生徒は数名に限られ、他の生徒がどれだけ授業に参加しているか不明な部分がありました。パソコンを使って全員が参加できる授業ができないかと考え、最初はよくあるホームページ上の掲示板を使っていました。しかし、生徒全員の書き込みを一覧で見ることができない、アクセススピードが遅いなどいくつかの問題があり、他の方法を検討することにしました。
その際、問題作成と準備が手軽にできること、生徒がブラウザから入力できること、その入力結果を一覧表示で確認できることなどを考慮しながら探していたところ、雑誌でファイルメーカーProなら簡単にWeb公開ができることを知り、試してみました。
ファイルメーカーPro は初めての操作でしたが、マニュアル片手に約30分でWeb公開ができました。夏の講習でファイルメーカーProを使って試してみたところ、レスポンスも良く、生徒がとても興味を持って参加していたので、以後、インスタントWeb公開の機能を使った授業を行っています。
FileMaker Pro / ファミリの現在の主な利用方法
- スタンドアロンデータベース
- クロスプラットフォーム利用
- ワークグループ(メディア介在)
- ワークグループ(ネットワーキング)
- ワークグループ(ODBC 利用)
- ワークグループ(ODBC 利用 / 基幹 DB 連携)
- ワークグループ(FileMaker Server 介在)
- イントラネット(Web パブリッシング)
- カスタマイズ(スクリプティング)
- カスタマイズ(バインダ利用)
- カスタマイズ(プラグイン / ルーチン関数)
導入後の主な変化
利用方法としては、あらかじめ英作文の出題を7~10通り考え、1回の出題につき、ファイルメーカーProのファイルを1ファイルずつ作成しておきます。実際の授業では、まず1回目の出題ファイルを開き、Web公開します。生徒は各マシンからブラウザ経由でアクセスすると、出題が表示され、名前や解答を入力して「保存」します。その解答はファイルメーカーProファイルに自動的に蓄積されますので、ブラウザで各生徒の解答内容を一覧で確認できるようになっています。教師用のパソコンにはプロジェクタを接続しておき、解答の一覧をスクリーンに投影しながら教師がコメント解説を加えていくというスタイルです。このように、次々と出題していくわけです。1回の授業で使用した全てのファイルを最終的に統合することにより、各生徒別に解答内容を一覧で確認できますので、適切なアドバイスができます。
Web公開を利用したことにより、全員参加の授業が実現できました。また、生徒は適切な答えを速く入力することが要求されますので、キーボード入力が自然と上達し、さらに入力に慣れてくると早撃ち競争など遊びの要素にもつながり、相乗効果が生まれます。
現在、授業結果を生徒にフィードバックする方法や小テストなどファイルメーカーProでできる方法を研究開発中です。
FileMaker Pro / ファミリ利用における一番のメリット
- 使いやすさ / インターフェース
- 簡単にカスタマイズできる点
- 社員教育の容易さ
- スクリプトの柔軟性
- ファミリ製品との組み合わせ
- クロスプラットフォーム
- 大容量のファイル管理
- 拡張性の高いネットワーキング
- Web 公開 / イントラネット対応
- ODBC 対応
- ランタイム対応(バインダ)
- プラグイン開発など開発環境
- 価格(リーズナブルであること)
- その他
FileMaker Pro / ファミリ利用による効果
- 既存の機材利用によるコスト低減
- ファイル共有による情報統合
- 操作 / 作業の効率化 / 時間削減
- リアルタイムな意志決定の効率化
- その他

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