FileMaker ユーザ導入事例
印刷する卒業アルバムのイメージで直感的に使える児童情報システム。
だれでも、楽に使えます。
思斉小学校 様
業種 | :教育・研究機関 |
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ユーザ規模 | :1 |
ご担当者様 | :千々岩延泰 様 |
URL | :http://www2.saga-ed.jp/school/edq10501/index.html |
導入前のシステム状況
当校は、佐賀県の久保田町にある公立小学校です。小学校では、年度が替わるごとに、各家庭に児童の情報を調査書に記入していただいています。この調査書をもとに、生年月日、住所、連絡先、兄弟姉妹の有無などをまとめて名簿を作成します。名簿は、まずクラスごとに各担任が作り、それをまとめて学校全体の名簿にします。また、地区別の名簿も作成し、地区児童会や集団下校時に利用します。これらの名簿は調査報告の資料にもなります。児童の名簿や情報は、すべて紙で作成し管理していました。そのため、毎年同じ書類を一から作り上げなければなりませんでした。やがてExcelなどの表計算ソフトを使うようになりましたが、毎年一から作り上げるという仕組みは、基本的に変わりはありません。膨大な時間と手間がかかり、仕組みができ上がっていないため、必要なときに必要な情報が分らないということもありました。また、毎年のように、集計した数字が合わず、入力ミスを見つけるために膨大な時間と労力をつぎ込まなければなりませんでした。
毎年同じデータを入力するというのは非効率的であり、また貴重な児童のデータを有効に活用しきれていないと考え、FileMaker Pro で児童情報システムを作ることを思い立ちました。
FileMaker Pro / ファミリの現在の主な利用方法
- スタンドアロンデータベース
- クロスプラットフォーム利用
- ワークグループ(メディア介在)
- ワークグループ(ネットワーキング)
- ワークグループ(ODBC 利用)
- ワークグループ(ODBC 利用 / 基幹 DB 連携)
- ワークグループ(FileMaker Server 介在)
- イントラネット(Web パブリッシング)
- カスタマイズ(スクリプティング)
- カスタマイズ(バインダ利用)
- カスタマイズ(プラグイン / ルーチン関数)
導入後の主な変化
現在は「児童情報システム」としてまとまっています。このシステムは、今まで紙で作業し管理していた児童の名簿をデジタル化し、さらに使い勝手をよくしたものです。パソコンが不得手な教職員でも、迷わず、楽に使えることを念頭に作成しました。例えば、クラスごとに縦横(7×6)に子どもの写真と名前が並び、 それをクリックするとその児童の情報が出てくるというものです。卒業アルバムをイメージして直感的に操作できるようにしました。写真を含んだデータベースのおかげで、担任以外(特に管理職、級外)でも児童の顔と名前が一致し、協力して指導・支援にあたるのに役立っています。児童情報システムの効果は、この他にも以下のようなものがあります。1) 事務処理の効率化
新学年になった時点で児童名簿が更新され、1年生以外の名簿、写真一覧が完成。最小の入力で最大の効果を実現。
2) Googleマップとの連携
児童の住所データとインターネット上の地図サイトを連動させ、地図を簡単に表示。家庭訪問の際に便利。
3) 学校外での事件・事故に迅速に対応
学校外から事故・事件の連絡があった場合、限られた情報しか分からなくても児童を特定でき、迅速に対応できる。
児童情報システムは、当校だけでなく、どこの小学校でも活用できるように考えて作りましたので、今後は周囲に普及していきたいと考えています。
FileMaker Pro / ファミリ利用における一番のメリット
- 使いやすさ / インターフェース
- 簡単にカスタマイズできる点
- 社員教育の容易さ
- スクリプトの柔軟性
- ファミリ製品との組み合わせ
- クロスプラットフォーム
- 大容量のファイル管理
- 拡張性の高いネットワーキング
- Web 公開 / イントラネット対応
- ODBC 対応
- ランタイム対応(バインダ)
- プラグイン開発など開発環境
- 価格(リーズナブルであること)
- その他
FileMaker Pro / ファミリ利用による効果
- 既存の機材利用によるコスト低減
- ファイル共有による情報統合
- 操作 / 作業の効率化 / 時間削減
- リアルタイムな意志決定の効率化
- その他

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